« すでに現場です | トップページ | 逝く人に・・・ »

2008年3月23日 (日)

哀しい知らせ

お休みの朝、突然哀しい知らせが届いた。
私を今の俳句結社に誘ってくれた方の訃報だった。
今、私がこうして今の結社にいられるのは、
この方のおかげでもある。

訃報を聞いてからも、しばらくは信じられず・・・。
体調を崩されていたのは知っていたけど、
昨年の12月初旬の吟行には、
元気に顔を出されていたのに・・・。

しばらくは、ぼうっとしたまま・・・。
そのあと急に、胸が痛くなって涙が止まらなかった。
もう一度だけでも・・・逢いたかった。

この3ヶ月、私は与えられた俳句の宿題に
私なりに必死に取り組んできたけれど、
最近は体調のせいか、
あまりメールもご覧にならないようだったので、
今回の句を見てもらうことも出来なかった・・・。

数年前に、結社誌に初めて20句の特集ページに
句を出すと決まったとき、言われた言葉は、
「20句出すなら、200句作れ!」だった。
200句なんて到底無理だったけど、
途中経過を見てもらったときには、
厳しい評と、心からの励ましの言葉を頂いた。

もともとやや毒舌で、歯に衣着せぬ物言い。
ユーモアのある毒舌は、やさしさの裏返しでもあった。
句の講評も厳しかったけれど、
オリジナリティのある素敵な句を作る方だった。
大好きな、そして大切な人だった。

体調を悪くされる前は、
毎日のようにデジカメを持って出かけられ、
その日の写真と句をよくメールで送ってくれたものだ。

今年のお正月の授賞式でもお逢いできず、
私の晴れ姿を、一番見せたい方に
見せることが出来なかったことも、
心残りとなってしまった。

昨日、東京には開花宣言が出た。
私の俳句の恩人は、今頃天国の入り口あたりで、
桜の花を詠んでいるかもしれない・・・。

 逝く人に静かに花の咲き初むる かつこ

写真は故人が、2004年の春、
私が今の結社に入って初めての春に
「春にまずさく花 まんさく だよ」と
メールで送ってくれた「まんさくの花」です。

Ca44vqt5

|

« すでに現場です | トップページ | 逝く人に・・・ »

俳句」カテゴリの記事

コメント


ご冥福をお祈り申し上げます。

投稿: 佳音 | 2008年3月23日 (日) 16時43分

佳音さん
驚かれたでしょう。
佳音さんもご存知のハンドルネーム練馬さまです。
きょうは哀しくて哀しくて哀しくて、
なにもせずにぼーっとしているだけ。
いつの間にか夕方になってしまいました。

投稿: かつこ | 2008年3月23日 (日) 17時59分

お久しぶりです。
お気持ちを察します。
これをきっかけに大きくなることを。
そのことが故人もお喜びになると思います。

投稿: けんいち | 2008年3月23日 (日) 22時51分

かつこさま
あの 練馬さま!
心中お察しいたします。
心より御冥福をお祈り申し上げます。

投稿: 寂仙 | 2008年3月24日 (月) 00時36分

昨夜メールの訃報に驚きました。
あの独特な俳句の世界を持っておられた練馬さんがね。あの方は一家を成す力量と人格を持っておられただけに残念ですね。いろいろな思い出があります。
ご冥福をお祈りしています。

投稿: 海の子 | 2008年3月24日 (月) 15時37分

>けんいちさん
 お久しぶりです。
 今回は本当にショックが大きかったです。
 でもけんいちさんのおっしゃるように、
 これをきっかけに大きくなるしかないですね。
 頑張ります。
 ありがとうございました。

>寂仙さん
 ご無沙汰でした。
 今、あまり、うまく頭が回りません。
 でも、たくさんの思い出があるので、
 それを胸に頑張ります。
 
>海の子さn
 本当に驚きましたね。
 思い出は尽きないです。
 最後にメールが来たのは1月の初旬でした。
 でも、私には心残りなことがたくさんあります。
 寂しい、哀しい・・・本当に。
 もう一度逢いたかったです。
 授賞式も、3ヶ月競詠もみてもらいたかった。
 でも、もうそんなことばかり言ってもしかたない。
 だから、これからも頑張って俳句に取り組みます。

投稿: かつこ | 2008年3月24日 (月) 22時12分


マンサクを婆泣かせと呼ぶとか。

春を待てずに亡くなって

残したたお婆さんを悲しませるから・・・・・

   逝った人 総出で桜 膨らます

父も三月に逝きました。


投稿: しげこ | 2008年3月25日 (火) 00時20分

しげこさん、お返事遅れました。
お父様のご冥福をお祈りいたします。

投稿: かつこ | 2008年3月27日 (木) 13時19分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« すでに現場です | トップページ | 逝く人に・・・ »